sweet halloween〜仮装は甘々彼氏と〜

そして私はポツリと呟く。



「…女の子がるー君にくっつくのイヤ」



「うん」



「るー君は私の彼氏だもんっ」



「うん」



「るー君は私だけを見て!他の人を見るのはダメっ!」



い、言えた…っ。



やっと言えたよっ。



目に涙が浮かんできた。



泣いちゃったと思っていると、いきなり腕を引かれた。



「きゃっ!?」



引かれた先はるー君の腕の中。



ぎゅーっと強く抱きしめられる。



それが嬉しくて、るー君の背中に手を回す。




るー君が大好きっ。