チャラ男達が去り、屋上に残るのはちょっとした沈黙。



うーむ、この場合はどうしたらいいのかな?



私から話すのは何か違うよね…。



「遥先輩」



「ふぇ?」



いきなり声かけられたから、変な声出ちゃったよ…っ。



これは結構恥ずかしいよっ///



それに…〝遥先輩〟に戻っちゃってるし…。



もう〝遥〟って呼んでくれないのかな…?



「るー君?」



るー君は無言で近づくと、私の肩にパーカーをかけた。