るー君っ!?



そう思って扉を見るが、予想とは違う人だった。



頭がカラフルの上に、ピアスホールはいっぱい。



うん、チャラ男だね。



こんな人達に関わってもいいことはない。



それに私の中の危険信号がさっきから鳴り響いているっ。



「あっれ〜?魔女ちゃんがいるじゃん♪」



「本当だ。寒くねぇのかね?」



ま、魔女ちゃん!?



その呼び名に悪寒が走る。



寒いのに悪寒まで走るとかっ!



早く戻ろうっ。



チャラ男達の横を通ろうとしたら、腕を掴まれてしまった。



「きゃっ!」



いたっ…。



うわー、これ手首赤くなってるのでは?