「そこ座る?」

「そだね!」
2人きり...久しぶりでなんて話したらいいか
沈黙が続く。

「あっ!あのさ!優どこのバイトするの?」

「私?んーと幸人君の所を手伝うの!」
むとは、私の顔を見るなり凄い目を丸くした。

「お前!幸人のバイト知ってんの?」

「うん知ってるよ?コスプレ喫茶でしょ?」

「お前そんなところで働くの?」
なんかむとの口調が、怒ってるような。

「だって楽しそうじゃん?」

「お前男の前であれだぞ?そのーナース服
とか着て相手するんだぞ?」

「うん!楽しそうじゃん!自分の着たい
衣装選べて!」
ほんとに今考えるだけでも楽しそう。

「やめとけよ!もし絡まれたら、
どーすんだよ?」

もしかして...むと、私のこと心配
してくれてるのかな?
少し嬉しかった。