「......うんむと?どいてくれないかな?」

「ぅわ!ごっごめん......。」

「ねぇむと?むとわさ何かに対して
真剣になったことある?
その何かに対して真剣ってすごい
大切で時には、少し距離置かなきゃ
行けない時もあってね?あーうまく
言えないけど私が言いたいのは、
むとの幸せ願って距離置いてたの!!」

あースッキリした!

「えっ?俺の幸せ?何それ?」

「だっだからーむとと、壱菜ちゃんの
事だよ!!」

「はぁ?俺壱菜の事なんて好きでも
なんでもないけど?
それでお前俺と話そうとしなかったのか?
お前馬鹿じゃねえの?」

「えっ?むと...だって壱菜ちゃんと腕くんで
楽しそうに話してたから!!」

「あれわ壱菜が勝手にやってて何回も
やめろっていったけど聞かないから
ほっといただけだし、盛り上がってたのは
女の子のプレゼントのこと。」

「どうして...あの時家に来た時そうやって
言ってくれなかったの?」

「だってお前にこれあげたくて......。ん!」

「えっ...なっ何?」

「お前今日誕生日だから!」
えっ?私の誕生日?
......自分でも忘れてたのに大好きな
むとが覚えてくれてたなんて

「開けていい?」

頷くむとが凄く可愛く見えた。
プレゼントを開けると
中からは、私がいつも宝石屋の
窓から眺めていた''ネックレス,,だった。

「むと...これ...。」