私は、夢を見ていた。
私と、誰かが白い雪の上で笑って
寝転がってた。

その間には子供がいて親子三人楽しく
じゃれ合ってる夢。


こんな楽しそうな夢なのに。
いまの高校生の私には、楽しい夢
としか、見れないけど

この夢は、消して楽しい
夢なんかじゃないの。

消して楽しい……………。


「丸山 優(マルヤマ ユウ)!!」

あれ?誰かが私を読んでるの?
ん?男の人の声。
……あっそっかお父さんか。

「お父さんもう少し寝かせて
休みの日くらい!!」

「まるやまーーー!!!」

「はいーーー!!!」

えっ?ここ学校だし。
てかみんな笑ってるしえっ
なんでみんな笑ってるの?

クスクスクスクス

えっここは、私も空気読んで
笑った方がいいよね?

クスクス

私が笑うと皆は、さっきよりまして
大きな声で笑った。


すると、隣の席の田中 むと(タナカ)
が私に話しかける。


「優!今起きてる状態がわかる?」

「えっ?皆が笑ってるから
ただ私も笑っただけだよ。?」

先生も呆れ顔でため息をついている

「いいか?
優お前は、授業中寝てたの!
先生のこともお父さんと間違えて
寝言言ってた。
んで自分に何もなかったように
皆と一緒になって笑ってた。
恥ずかしいだろ!!」


えっ…皆それで笑ってたの?
むとのせいで恥ずかしくなってきた。
顔暑いよ。
絶対真っ赤だ。
私は、うつむいた。

「丸山!放課後職員室こい!」

「はっはい!」