少し寒い静かな空気が流れてる
時だった。
下からお母さんが呼ぶ声がした。

「優~?むとくーん?ご飯よー!!」

なんか少しありがたい
少し空気が重かったから。

「うっしゃー優の母ちゃんの飯~!」

うわ機嫌直るの早!!
さすがびB型!!
私達は、ご飯を食べにリビングへ
行った。

「あらーむと君!
こんなに大きくなって!」

「ご無沙汰してます!
美代子さんも相変わらずお綺麗で!
誰かさんと違って!」

「んま~むと君たらお世辞まで
うまくなって!」

「誰かさんと違ってってわかってるし。」

「今日わね?むと君来るって言ってたから
張り切って作って見たの!
たくさん食べてね?」

「うわー旨そーありがとうございます
遠慮なくいただきます!!」

……はぁ。
なんか今日は、元気でないし
食欲もない。
はぁ……。

「ごめんあたし今日いいや
先部屋戻ってる。」

「どうしたの?どこか悪いの?」

「ううん違うよお母さん
少し疲れてるの!だからごめんね?」