帰ると、もうむとは、来ていた。
てか勝手に部屋入ってるし……むとの
顔見れない…見たらまた泣きそう。

「よぉ!お前の部屋やっぱり綺麗だし
いい匂いするな!!」

「勝手に入らないでよ!」

「いやだって入らないって思ってたらさ
美由紀さん(ミユキ)が入って待ってろ
って言うからさ?」

もーお姉ちゃんたら!
美由紀って言うのは、私の4つ上の姉。
最悪!

「さっ早く勉強やろ?」

私は、また逃げるように
勉強の話に入った。

「だな!!
まずは、国語からだな!」

「…はい。」

私は、国語の漢字練習をノートいっぱいに
練習して、そっから
文章問題、文法と3時間かかって
やっと終わった。

「ぷはー!!!!!
でっできたー!!」

「おいなんでこれだけで3時間も
かかってんの?」

「仕方ないじゃん…苦手なんだもん」

「なら友達と、遊ぶ暇あったら
もっと勉強しろよ!!」

うるさいな自分だって
今日楽しそうにしてたくせに

「うるさい、私の勝手じゃん」

「まぁ俺には、関係ないからいいけど!」