「ねぇーむと君?今日一緒に
帰ろー???」

えっそれちょっとやだ!!
私は、壱菜ちゃんの目線が
痛いからむとと帰るの諦めたのに……

ずるい…………。

「あーうーんと、今日だけなら。」

ねぇむと……辛いよ……。

「えっほんとに?いいの?
いやーんむとくんありがとー!!!」

きもい!てか
泣きそう……。

壱菜ちゃんは、私を睨みつけて
微笑んでいた。

なんかすごくモヤモヤする。

なんかなんか不安。

壱菜ちゃんってクラスの中でも一番
可愛いから余計に心配だし
不安になる。

私後つけようかな?
てかそれが一番手っ取り早い
気がする。

モヤモヤしながら授業が進み
やっと放課後。

さーてとむとは、どこかな?