第一集会室を出たものの…

生徒たちが倒れているわ。

はぁ…全く 30%しか出していないのに


「あの、すみません!」

「え?」

振り返ると、髪を2つに結わいた可愛らしい女の子が立っていた。


まぁ、私の魔力を受けて平然と立っているんなんて、この子Sクラスかしら?


「あの!星空 美音さんですよね!!」


「えぇ。そうよ。」

「あの!私!入学式の挨拶をしていた時からお友達になりたいなーって!
もし良ければ…いいですか?私は 吉岡 杏花って言いまふ!あっ!\\\」


なんて、可愛いのかしら!

「えぇ、もちろんよ。杏花って呼ばせて頂くわ。私のことは何とでも」


「じゃあ、美音ちゃん!よろしくね!」

本当に可愛らしいわ。お花のよう

「あの、私もいいかしら?私は東堂 麻衣と言うの。美音と呼んでもいいかしら。」

「えぇ、麻衣。よろしくね。」

「杏花とは幼馴染で、あともう2人いるの。あとで、紹介するわ。」

「そのうちの1人はね、麻衣ちゃんのお兄ちゃんで双子なの!すっごくそっくりなんだよ!」

「あら、じゃあきっと美形ね。」

「ちょっと、美音!\\\\」

「麻衣ちゃん照れちゃって!可愛いー!」