僕は、ただ離れたかった

逃げ出したかっただけなんだ



違う世界に憧れて

止める母を置き去りにして



こんな僕でも

帰る権利はあるのかと

涙を流して訴える



目の前には一人の人間

ぼやけて見えないその姿

僕に向かって手を伸ばす



帰ろう、故郷へ


皆が待ってる


















「おかえり」