「うるせぇ、さっさとやれ。」


「そ〜だよぉ〜?悠理ただでさえ頭悪いんだから。」


沙稀也とゆっくんが、口々に罵ってくる。

しかも、沙稀也は私の机に座ってコーチを気取ってるっぽい。


ゆっくんは床に膝立ちして、机に顎を乗せている。

「あのさぁ・・・私さっきの休み時間に言ったよね?

ゆっくんはともかく、沙稀也は離れてて欲しいんですけど?」


沙稀也をキッと睨んでみる。

てか今私と1番近いのって沙稀也だし。