取れない仮面#短編#

「知らん。」

「『知らん』じゃないよ!

沙稀也は菜摘に誤解されてもいーの!?」


私は、散々沙稀也の恋愛相談に乗った。

告白のお手伝いもした。


沙稀也が迷ったら、アドバイスもした。



なのに・・・

どーして沙稀也は分かってくれないの…


目尻がじわっとあつくなっていくのがわかった。
でも・・・

こいつの前でだけはなきたくない。

半ば意地になってたけど、
こんな奴の前でだけは…





死んでも泣かないもんっ!!