隣の席の山田くん。

その日からあたし小森優花の名は学校中に広まった。
それが許せないあたしは山田雄大に言うことを決心した。


「大嫌いです。来ないでください。」


私は山田雄大へ言った。
山田雄大は少し悲しそうなかおをして、分かったとつぶやく。

「あたしが求めてる恋はね、本当の優しさをあたしにささいでくれるような恋がしたいんだよ。
だから山田くんがやっていることは、ただの強引な行動にすぎないから。」

言いたいことは、はっきり言った。