ハルちゃんは本当に呆れたのか
はぁーと大きくため息を吐いて
ココアを一口飲む。
「友里ちゃんは日向が冷たくなったり本当は付き合ってないっていう事実が心のどこかでチクって痛んだんだよね?」
そう聞かれて、私は少し考えた後
ゆっくり頷いた。
「それってさ?自分が相手のこと好きだからだよ。好きじゃなかったら、付き合っていないこととか相手が冷たいことなんてどうでもいいもん」
す、す、すすす…好き?!
私が日向の事を?!
…恋愛対象として?
嘘…
「本当は二人のこと全部バラしたいけど、後は二人で解決しなよ。日向だってもう分かってるんじゃなーい?」
どうやらハルちゃんには
二人の気持ちが分かるらしい。
それなら、日向の気持ちを教えてほしいって言いたいところだけど…
聞くのが怖い自分がいた。
何とも思われていない存在って
言われたら悲しくて立ち直れないかも。
…そんな風に思うのって、
好きだからなの…?
「でも、びっくりしたよ、私。日向がまさかあんなに独占欲強いなんて♪彰人も驚いてた」
羨ましそうに笑って言うハルちゃん。
独占欲強い?そうなの?
私にはさっぱり…
「ハルちゃんって人の見る目あるね」
私にもそんな力があればいいのに。
それならこんなに悩まなくて済むのかな。

