甘い鎖



昨日から日向なんか時々期限悪くなるよね…

2人で居る時は普通なんだけど。
考えすぎなのかな?



隣に座る日向をチラッと見ると
日向もこっちを見ていたらしくバチっと目が合った。




「な、何…?」


あまりに真剣な顔でこっちを見ていたもんだから驚いた。



「…友里のくせにムカつく」



ムカつく…?!
私のことムカつくって?!

真面目な顔してそんなこと言われたら、
少しだけ傷つくんですけど!



「急に何よ…」



日向は私の言葉を無視して、
机に顔を伏せた。


私のことは無視?!


拗ねたいのは私の方なんだけどな。




結局昼休みになっても私と目を合わせない日向。

でも、どこかへ行くわけでもなく
ずっと座っているから私も隣に座ってチラチラと日向を見る。



ハルちゃんはそんな私達を見て
ニヤニヤとしていて、楽しそうだった。


ハルちゃんって意外と
Sな方なのかな…


ここで、彰人くんが私たちの所にきて
遂に日向は立ち上がった。



「ちょっと、来い」



日向は座っている私の手を取り
立ち上がらせる。


「えっ…ちょっ…」


急に引っ張るから、
体が前のめりになる。