きゅっとまた優しくわたしの手を握る片岡くんの手 わたし、汗ばんでるけど嫌じゃないかな? 内心、こいつ汗かきすぎじゃね? 汚いなぁ。とか思われてないかな そんな不安が頭を占領する 「別に隠してねーよ。早く帰れよ邪魔だなぁ」 「ははん、さてはあの彼女ちゃんだな? 見せてみやがれ!」 「やだね」 なんか、さっきから仲いい? もしかして、友達? 片岡くんの手をくいっと引っ張ると、振り返る顔 「お友達、ですか?」 わたしの質問に、困ったような笑みを見せてうなずいた