片岡くんの心地いい体温に、目を閉じる



片岡くん、大好きです。


胸の高鳴りさえも心地いい。



爽やかなフルーツの香りに顔を埋めた




このあと、騒ぎを聞きつけた先生がわたしたちにとてもながーい説教をしたのは余談としておこう。





「──……本当によかったよぉ!」


涙で顔をぐしゃぐしゃに濡らすのは、わたしの向かい側に座るあっちゃん


それを少し呆れた顔で見る、あっちゃんの隣に座っている城田くん



わたしの隣にはあっちゃんを苦笑しながら見つめる片岡くん。