瀬野 葉月(セノ ハヅキ)
私の妹で私の大切な片割れ
「今日さ、転校生来るべ?」
自転車に乗りながら私に聞いてくる
全く、寝癖のついたままだし、制服の下のジャージ見えてるし、極めつけは朝ごはんのオムライスのケチャップが頬についてる
歯磨きの時に気づかないんかね?
「そんなこと言ってた?」
葉月の最新情報はいつも嘘ばっかだ
地元の自転車で20分のところにある 桜第二中に通う中学2年の私達は思春期真っ盛り
恋する季節もそう遠くはないのかな?
「どーする?かわいい女の子だったら、絶対仲良くなる」
ただ、家の葉月は例外だった
「ま、転校生が来ればの話しね」
葉月の話を受け流せば学校に到着
いつもの定位置におけば2人で並んで教室まで行く
「おはよ!」
「おはよう」
勢いのある葉月の挨拶とは打って変わって気力のない挨拶の私
クラス中から挨拶が返ってくる
もう少し元気良く挨拶すれば良かったといつも後悔するけど直せない
いつか私も明るく元気に挨拶したいな

