優斗の家について、インターフォンを鳴らした。 そしたら、すぐにお父さんが出てきてくれた。 「ありがとう湊くん、いつもすまないね。でも、今回ばかりは、お詫びをしたらいいのか」 「いえいえ、お父さん。俺だっていつも 優斗には助けられてますから。」 「そう言ってくれる優斗は幸せものだな。」 「じゃあ、俺はここで。」 「湊くん、本当にありがとう。」 そう言って、俺は帰った。