ピッピッピッと規則的な電子音が聞こえる。
口には、酸素マスクがつけられていた。
見慣れた天井の景色で、ここがどこなのかすぐにわかった。
それから、身動きがとれないからぼーっとしていた。
すると、足音がゆっくりと近づいてくる音が聞こえる。
ガラガラっ
と、誰かが私のドアを開いた。
入ってきた人は、先生だった。
先生は、わたしが目覚めていることに気づき駆け寄ってくれた。
『愛美、やっと起きたのか!もう、5日間もずっと目を覚まさないから、心配だったんだよ。』
私は、謝ろうとした。でも、酸素マスクに慣れてないせいか声がでない。
『うんっ?あみどうした? あっマスクか。今とるな』
といって、とってくれた。
最初は、つらかったけどだんだんなれてきた。
『先生、ごめんなさい。でも、私どうしてもお花が見たくなって。気づいたら走っちゃってた。本当にごめんなさい。』
『もういいよ。でも、今度からそんなむちゃなことするなよ!いいな?』
『うんっ、わかった』
『じゃあ、今日はもう、疲れただろう。そろそろ寝るか』
『うん。おやすみ』
『おやすみ』
といって、先生は出ていった。それから、すぐに眠りについた。

