気づいたら……♡♡



ピッピッピッと規則的な電子音が聞こえる。

口には、酸素マスクがつけられていた。

見慣れた天井の景色で、ここがどこなのかすぐにわかった。

それから、身動きがとれないからぼーっとしていた。

すると、足音がゆっくりと近づいてくる音が聞こえる。

ガラガラっ

と、誰かが私のドアを開いた。

入ってきた人は、先生だった。

先生は、わたしが目覚めていることに気づき駆け寄ってくれた。

『愛美、やっと起きたのか!もう、5日間もずっと目を覚まさないから、心配だったんだよ。』

私は、謝ろうとした。でも、酸素マスクに慣れてないせいか声がでない。

『うんっ?あみどうした? あっマスクか。今とるな』

といって、とってくれた。

最初は、つらかったけどだんだんなれてきた。

『先生、ごめんなさい。でも、私どうしてもお花が見たくなって。気づいたら走っちゃってた。本当にごめんなさい。』

『もういいよ。でも、今度からそんなむちゃなことするなよ!いいな?』

『うんっ、わかった』

『じゃあ、今日はもう、疲れただろう。そろそろ寝るか』

『うん。おやすみ』

『おやすみ』

といって、先生は出ていった。それから、すぐに眠りについた。