気づいたら……♡♡



『五時なんだよね、じゃあ、もう帰らなきゃ』

といって、立ち上がったときまたクラッときて倒れそうになったけど、また優斗くんに支えてくれた。

『お前本当に大丈夫なのか?今日は、親呼んだら?』

『いや、今日の仕事は抜けられないらしい。』

『朝言ってた』

『でも、その体で歩いて帰るのはきついだろう』

今日の優斗くんは優しすぎる。

『でも、2人に心配かけたくないし、
私なんかに構ってる余裕なんてないの』

そういって私はきれてしまった。