『五時なんだよね、じゃあ、もう帰らなきゃ』 といって、立ち上がったときまたクラッときて倒れそうになったけど、また優斗くんに支えてくれた。 『お前本当に大丈夫なのか?今日は、親呼んだら?』 『いや、今日の仕事は抜けられないらしい。』 『朝言ってた』 『でも、その体で歩いて帰るのはきついだろう』 今日の優斗くんは優しすぎる。 『でも、2人に心配かけたくないし、 私なんかに構ってる余裕なんてないの』 そういって私はきれてしまった。