ずっと、寝ていたのだろう。辺りは真っ暗になっていた。 ぼーっとしていると、由貴先生が入ってきてくれた。 『愛美、もう大丈夫か?』 『うん、だいぶいいよ。』 『それは、よかった。今日のあみが作ったパスタ美味しかったぞ。』 『本当に?ありがとう、嬉しい。ねぇ、明日から学校行ってもいい?』 『ああ、いいぞ、でも無理するなよ。少しでも気分悪いなってなったら、必ず保健室に行くこと。くれぐれも、我慢しないようにな。』 『はーい、わかってますよ!』 それから、また眠くなって寝てしまった。