次の日、朝起きて昨日とは比べものにならないぐらいしんどかった。昨日だけで、かなりの血がぬけたからだと思う。 先生の言葉すら耳にはいってこない。 だんだん目の前がまっくらになっていって気を失った。 先生の声が聞こえる。 『あみーしっかりしろ!』 先生の優しい声のもとへ無性に飛び込みたくなる。 はっと目が覚めた時には、私は人工呼吸器をつけられていた。