私は、待ってくれていた優斗くんの所へ、向かおうとした。

したら、先生に

『今後、また倒れても助けられないことが多いと思います。なので、これから、貧血が改善されるまでは車椅子にのってもらいます。』
と、言われた。

仕方がなく、車椅子に乗って優斗くんの所までいった。

したら、優斗くん目をまん丸にしてこっちを見た。

『ごめん、検査で引っかかっちゃったみたいで、検査入院だって』
といった。

『えっ、でもそうだと思ったよ、ちゃんと治して学校にこいよ』

やっぱり、優斗くんって優しいし頼りになるなぁって思った。

『あと、毎日部活終わりにお見舞いいってやるよ、かくごしとけよ愛美』

いつも、おまえとしか呼んでくれない人に愛美って改めて言われるとどきっとする。

これってなんだろうと思った。