そんなこと言ってる場合じゃないや

折角高校受かったのに

初日から遅刻なんて

ゴメンだね!


「ヤマト!ヤマトッ起きて」

「ん〜ッ ユリ?」


あ、起きた!


彼の目はまだ開ききってなく、

重たい瞼を再び閉じようとする。。



「あ、寝ちゃダメだよ!

今日から学校だよ」





ワタシ先準備しちゃうからね


聞こえてるか聞こえてないのか

は、謎だが彼に声をかけ


キングサイズのベッドから

ワタシは滑り降りた