「…で?昨日はどうだったの?」

周りにあまり聞こえないような声で
私に尋ねてくる美里に私も小声で答える

「あぁ、玄武のやつらがちょっかい出してきたんだよ。ま、どうってことないけどな?」

ニヤッと笑って見せると美里は

「まったく、、、強いのはわかるけど
怪我だけはしないでよね?」

ため息をついた

「私を誰だと思ってんだ?
天下の花宮華蓮様だぞ」

「はいはい」

クスッと苦笑いした美里は
チャイムが鳴ったことで前を向いた