「ここは俺たち青龍の区域だ。
そいつらが勝手にこの公園に
入ってきたのが悪いんだろーが」

「あん?ここは朱雀の区域だっつーの」

鋭い視線を相手に向ける瑠依

「ふざけんなっ!!!」

瑠依の挑発にまんまと引っかかった
青龍の奴らが拳を私に振り上げた瞬間、、、

ヴォン、、、!!

3台のバイクが青龍の区域から
この公園に入ってきた

「総長のお出ましか~」

水波が瑠依の肩に顎をのせて
呑気にニヤニヤしている

「、、、お前ら何してやがる」

「そ、総長、、、」

青龍の奴らは振り上げた拳を
下ろし青龍の総長に向けて頭を下げた