と言っても学校は
嫌でも行かなくちゃいけないわけでして…


そしたら教室で顔合わせるわけでして…


「あ!アキちゃ…じゃなくて。
天野さん!おはよ!」ニコっ


キタヨ。

しかも最初わざとらしく
”アキちゃん”
って呼ぼうとしてたよね怒


うざいやつ……



「うん、おはよ…。」






「え?なんで徹くんと天野さんが挨拶しあってるの???」

「これまで話してるとこすら見たことなかったのに!」

「まじ天野さんも徹くん狙ってたら
勝ち目なくねぇ⁈」

「やだぁぁぁっ!!!」



狙ってねぇし
ほんとは挨拶すらしたくないね。。。


「おはよ!晃ちゃん!今小林くんと挨拶してたよね⁈
私晃ちゃんが男子と挨拶してるの初めて見たかも!!!」

「おはよ、桃。…はぁ、
聞いてくれる?昨日さ………」




桃には昨日あったことと
小林の性格の悪さと
専属メイドになること
すべて話した。



「うへぇ…まじですかぁ。
やっぱ裏あったよねー」


うん、最悪


「でも、今のところ変わった
動きとかないよね!
なら楽勝じゃない???」

「かな…もしかしたら学校では
やらなくていいのかも!」



だとしたら全然マシ!



「だとしたらこのままバレるなんてな…「天野さん?」ぃょ…?」