太陽は君でした




「きゃー♡裕太さんだ♪♡」


朝からうるさいな…。
耳元で言われると気分を害する。
まあ、どうでもいい。
所詮女は、顔だけ。

「やっほ♪君、可愛いじゃん♡俺の女になる?(笑)」

って、女だけじゃなかった。
こいつもかよ。

「おい、玄樹いくぞ」

「ほいほーい♪」
全く。玄樹はモテるけどそういうところがダメなんだよな…(笑)
可愛そうなやつでもあるけど(笑)



~キーンコーンカーンコーン~

「裕太、お前寝てただろ(笑)」

「当たり前じゃん(笑)あんなのだるくて聞いてられないよ(笑)」

「でも、作文読んでた女の子すごく可愛かったな(笑)俺、狙おうかな(笑)」

「勝手に言っとけよ(笑)」

可愛いとかそういうのどうでもいいだろ(笑)
玄樹は昔から変わらないな…
親友とか言うやつだけど、幼馴染み。(笑)
腐れ縁とか言うやつなのかもしれない。(笑)


ってか、もうこんな時間か…
「玄樹、帰ろうぜ。」

「はいよー♪」