太陽は君でした

琴音side


「琴音!!おはよう♪」

「美結、ちょっと待ってて!!」

「はいよー♪」



「ごめん!!準備完璧♪よし!いこ♪」

「うん♪琴音、今日もねぼう!?(笑)」

「違うよー(笑)朝御飯が遅かっただけだもん(笑)」

「はいはい(笑)」

毎朝美結と登校できるのはすごく幸せ♪
美結の家から高校までが遠いから
美結は一人暮らししてる。
高校生なのに一人暮らししちゃう美結はすごい(笑)
私なんて一人暮らしができるほど
家事とかなんにもできない。(笑)
お姉ちゃんがいたら、もう少しは教えてもらえてたのかな…。

「琴音…?愛ちゃんのこと考えてたでしょ…。」

「う…ううん。何でもないよ。」

「何でもないわけないくせに。
そうやっていつも強がるんだから。」

「そうかな…。でも、大丈夫!!
心配かけてごめんね…。」

「ううん。でも、何かあったらいってね♪」

「うん♪ありがとう♪」

美結はずっと気にしてくれるんだよね。
お姉ちゃんのこと美結も
大好きだったもんな。