いつも恋して・・・

「ッチ＃アイツあんだけ言ったのに・・・電源切ってる（＞○＜；）」


留守→「これを聞いたらスグに電話してきて！！」


梨佳子は橋本の会社まで行き・・・


「久しぶり・・・（＾－＾）」


「お久しぶりです・・・」


梨佳子は橋本に連れられるように食事に向かった。


『何て言おう・・・』


『どうやって話そう・・・』


梨佳子は橋本と会ってからも頭の中はそればかりを考えていた。


「何か疲れてる？！」


梨佳子は橋本に言われてハッとして、


「いえっ・・・（￣○￣；）！！大丈夫です！」


テーブルで向かえ合わせに座って顔を見られると、心の中を全部透けて見られていそうで怖くなった。


「あの・・・」


梨佳子は言いかけて大きく息を吸い込んだとたん、食事が運ばれて来てタイミングを逃す・・・


橋本はいつになく軽快に話していて、今日は特に梨佳子に話し出す隙を与えてくれない（；＿：）


『私を楽しまそうと色んな話をしたり、どこかに行こうって誘ってくれたり・・・結婚するには本当にいい人なんだと思う。専務と出会ってなかったら好きになってたかな・・・』


『ただ、気が付いたら専務の事を好きになってしまっていて・・・』


梨佳子は目の前の橋本に申し訳ないという気持ちでいっぱいだった。


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19：30

「おかけになった電話は・・・」


「ッチ＃まだか・・・」


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「橋本さんにお話したい事があるんです。」


梨佳子は橋本の話が途切れた隙に、今！話そう・・・と最初の第１歩の口を開いた。