いつも恋して・・・

今さら隠れる事もできず・・・


・・・・( ̄■ ̄;)!!!!!


智美はフリーズしたまま声も出なくなっている。


廉はヤバイ!!という表情でもなく・・・・


ただ、こんな所で会ってしまった=3程度・・・


「・・・・。」



「お疲れ様!」


廉は平然と智美に挨拶をした。


「あの・・・・梨佳子・・・結婚を止めたい理由は・・・


もしかして・・・専務の事なの?!」


智美はようやく口を開いて、


梨佳子は黙ってうなずいた。


智美は自分の前に2人並んだ光景を呆然と見ていた。



「梨佳子さんは会社まで辞めて僕を切り離そうとしたんだけど、結局僕がこうやって追っかけてしまうから・・・梨佳子さんのせいじゃないんだ・・・。」


「・・・。」


少し経ってから・・・


「お鍋一緒に食べませんか?」


智美が急に空気を変えた。


「あっあ・・・」


梨佳子は廉の分を慌てて用意して3人で鍋を囲んだ。


「専務・・・これからどうするんですか?」


智美は上司の廉にひるむ事無くダイレクトに切り込んだ=3


「梨佳子の一生かかってますよ!!」


「分かってる・・・」


「ただ・・・今スグに結婚とか動ける状態ではないから、もう少し待ってもらわないと・・・。」


「・・・。」


「専務は若いからそれでいいかもしれないですが、梨佳子の年齢を考えて行動してくださいね!!」


智美は専務と言えど、梨佳子の友達として厳しい口調で廉に言った後、気を遣って食事が終わってスグ席を立った。


「梨佳子・・・ちゃんと考えなよ!」


「じゃ、おやすみ~(^-^)」


智美は複雑な笑顔で帰って行った。



「スミマセンでした(;_:)」


梨佳子は廉に謝った。


「何で謝るの?勝手に来たのは俺だし!いいんじゃないの?」


「もう言ってると思ってたし!会社の中でこそこそ付き合ってるわけではないし!!」


「でも・・・」


廉は本当に気にしていない様子で、食事を続けていた。