いつも恋して・・・

「不動産屋から漏れないように、それなりの謝礼をするからという事で話をつけて・・・頼む(-人ー;)」


切羽詰ったような専務の声に秘書はビックリした。


「かしこまりましたm(_ _)m」


次の日・・・・


廉の予想通り梨佳子は家を探しに出かけた。


1件目   高い所ばかり・・・(;_:)


2件目   条件が悪過ぎる・・・(;_:)


3件目   ・・・・


「お客さん~安くて駅から近くて、駐車場まである?!そんな物件ある訳ないでしょ~(>3<)」


「・・・・ですよね。」



♪~♪~


お店の電話が鳴った。


「ハイ○○不動産です~」


「スミマセンがそのまま何も言わずにお聞きいただけますでしょうか・・・」


「今店頭に来ている女性に、今から申し上げる場所を勧めてください!そちらにも謝礼は十分させていただきますので宜しくお願い致します。」


「持ち主が海外赴任の間の管理をして欲しいという事で・・・家賃は3万円、駐車場も使っていただいて結構です、家賃はそちらに入るようにしてください。」


「住所は・・・・」


秘書は昨日廉から指示されたとおりに店主に伝えた。


「わっ分かりました=3」


gi~gi~gi~gi~


マンションの地図がファックスで届いた。


「お客さんラッキーだね~今いい物件が入ってきたよ(^0^)/」


「持ち主が海外赴任だから留守番&管理人ってとこかな~だから家賃は3万円☆駅から近いし駐車場も使っていいってさ!環境はいいし家の中の物はすべて使ってOKだとよ~女性希望だからお客さん見てみるかい?!」


「本当ですか~~~~(^-^)是非見せてください(^0^)/」