いつも恋して・・・

「専務がNYに行ってからスグに社長が来られて・・・・・・・


会社にいづらくなってしまって辞めました。(;_:)」


廉が発ってから辞めるに至るまでの話を全部した。


「専務がいない間に挨拶もなしに辞めてしまってスミマセンでしたm(_ _)m」


自分がいない間のこととはいえ守ってやれなかった事、追い詰めてしまった事、


全部自分のせいで辞めさせたようなものなのに、梨佳子に謝られて居たたまれなくなって、


「ふぅ~~~~~~(; ̄○ ̄)=3」


廉は腹の底から大きなため息を付いた。



「で、これからどうするつもり?」


「本当に結婚・・・するの?」


「・・・・。」


「いえ・・・しません。」


「とにかく月末までに引越しだけ済まそうと準備してたんです!」


「相手の人には断ったのか・・・?」


「・・・・まだなんです(-_-;)」


バン=3


「梨佳子さんが会社辞めたって知ったら、自分と結婚準備で!!って思うに決まってるだろう(>_<#)」


廉はテーブルを叩いて大きな声で言った。


「もう・・・要領悪過ぎ('へ´)!!」


「毎日会社でも一緒にいれると思ってたのに・・・何でもう少し辞めるの待てなかった訳・・・・(-”ー;)」


「俺のいない間に引っ越しまでしようとして・・・(-”ー;)」



「俺から逃げたかったの?!」


「・・・・。」


そうじゃなかった・・・・


とは言い切れない自分の行動に、梨佳子は何も言えなかった。