いつも恋して・・・

その頃会社では・・・


「ただいま~皆お疲れ様~(^0^)/」


秘書課のドアを勢いよく開けて廉が入って来た。


廉は3日早く帰って梨佳子を驚かすつもりだった。


「お疲れ様ですm(_ _)m帰国が早まったんですか~?」


秘書課は帰って来るはずのない専務の姿に全員が呆然としていた・・・( ̄o ̄;)!!


「驚きました=3早く戻られたという事は順調に進んだんですね~(^-^)」


廉は課長の体を避けるように秘書課全体を見渡して、


梨佳子がいない事に気が付いた。



「・・・・?」


「アレ?!山内さんは?」


『わざわざ退社時間の少し前を目指して戻って来たのに・・・・』


「・・・退社しました。」


「もう帰ったの?!」


「そうではなくて、会社を辞めました。」


「・・・・・はぁ?!」


「辞めたってどういう事よ!!!」


かなり不機嫌に聞き返した。


「結婚が早まったそうです(^-^)」


「・・・・。」


廉は全くつかめない状況に頭が真っ白になって、


課長に状況を聞く事も、その場から動く事さえもできなくなった。


ただ分かった事は、自分のいない間に梨佳子は会社を辞めて自分の前から姿を消した・・・・


という事実。



『俺から離れたかった・・・・?!』