いつも恋して・・・

「あ~~~~やっちゃった(>_<;)」


「専務が帰って来たらちゃんと連絡しなきゃね・・・」


「怒るだろうな・・・後4日で帰って来る・・・」


「橋本さんにも連絡しないと・・・」


「今までのように贅沢できないだろうから、安いマンションに引っ越そう=3」


「仕事は・・・・住むところが落ち着いてからでいいか・・・」


「とにかく明日から活動開始!!!」



梨佳子は1時間以上お風呂に入って10年分の疲れをとり、目覚ましを掛けずに眠った。



昼過ぎに起きた梨佳子はマンションの管理会社に連絡をした。


月末までに出て行けるなら来月分の家賃はいらいないと、急な解約にも関わらず承諾された。


梨佳子は近くの喫茶店でモーニングを食べながら賃貸雑誌を開き、


駅から近くて、駐車場があって、できたら築年数が若い・・・


「あ~~~~ダメダメ・・・ほどほどで安い所!!!」


賃貸雑誌の目ぼしいところに電話を何軒か掛けてみた所で、全く×××。


「そちらの物件は決まってしまったので、他の物件はいかがでしょうか?よかったら店頭に来ていただいて・・・・」


#ほとんどの不動産屋がこんな調子で、電話を掛けさす為のやらせ広告ばかりだった。


「らちがあかない・・・とにかく荷物の整理だけでもしておこう・・・(ToT)」


梨佳子は近所のホームセンターに行って荷造りに必要な物を買い揃えた。



テーブルの上にパソコンを出して、ネットでお部屋探し・・・をしては荷物の整理をした。


「スーツは今いらないよな~!」


スグに着そうなカジュアルな物だけを残して全部ダンボールに詰めて完了(^0^)/


「クローゼットの中の物は整理ができた=3」


またテーブルの上のパソコンと、にらめっこし始めた。


「・・・・。」