いつも恋して・・・

『今から専務が来るのに・・・(+_+;)』


「ハイっこれ♪」


忘れ物を手渡されて、


「ありがとうございましたm(_ _)m」


「えっ・・・」


橋本は梨佳子の手を握った。


「せっかくだから、お茶でもいかがですか~?とか言ってくれないの?!」


梨佳子は橋本の急な言葉にどう答えていいか分からず慌てて、


「えっ・・・あの・・・散らかってて・・・・」


「ハハハッ~(^0^)嘘だよ~!こんな時間から女性の部屋にお邪魔したりしないよ~!」



「あ・・・ハハハッ・・・」


「でもさ~そろそろ・・・」


「もう少し一緒にいたいな~とかいってくれると嬉しいんだけど・・・♪」


「・・・・(;_:)」


「今日は帰るよ(^0<)」


「オヤスミ~」


橋本は握っていた手を引き寄せて梨佳子の頬にkissをした。


プップ=3


橋本は手を振って帰って行った。



廉は梨佳子が橋本に呼ばれてマンションから出てくる所を見ていた。


会社の前で梨佳子が橋本の車に乗って行くのを見た時から頭の中がパンクしそうなほどなのに・・・・



「もう・・・無理・・・」


ただ自分が出て行けば梨佳子が困るだろう・・・


そう思って車の中で待っていた。



橋本を見送ってマンションの中に入って行く梨佳子にスグには声を掛けなかった。



「遅いな・・・・(?_?)」


♪~♪~

「山内です・・・今どの辺ですか?」