いつも恋して・・・

次の日の朝・・・・


「おはようございます。」


社長のお迎えにロビーに並んでいたら珍しく今日は廉も一緒の出勤。



「おはよう~」


廉はわざとらしく梨佳子の目の前で挨拶をしてきた。


(-0-;)


梨佳子は社長室に入り、


「今日の予定は・・・」


梨佳子がいつものようにスケジュールを読み上げている間中、


廉は不機嫌な顔で梨佳子をジッと見続けていた。


廉が社長室から戻って来た。


通りががりにいつものように「コーヒー」と言って机をノックして通り過ぎて行く・・・


『さっき飲んだばっかりなのに・・・』


独り言を言いながらお茶の用意をした。



トントン”


「失礼します」


「どちらに置きましょうか?」


目の前のデスクを指差して、


「今日終わったら車の所で待ってて!」


廉は昨日話したにも関わらず梨佳子を誘った。



「無理です=3行きません!!」


普通に誘ってくる廉に少し強めに言った。


「まだ昨日の事言ってんの?」


「とにかく無理です!」


梨佳子は話を続ける事もなく急いで部屋を出た。