いつも恋して・・・

「（￣○￣；）！！ハッ＝３」


梨佳子が気が付いたのは朝の5：30.


まだ廉に抱きしめられたままだった。



一度、家に帰ろうと眠っている廉を起こさないように梨佳子は廉の腕を外し、


まだ深い寝息の廉にブランケットをかけて会社を出た。




「・・・Um・・・・（－＿－）Zzzz・・・」


「痛っ・・・・」


ソファーで眠った体の痛みで廉は目が覚めて、


ふと横を見たら梨佳子の姿がない・・・


トイレに行って顔を洗い目を覚ました後、昨日の事を思い出し・・・


自分が梨佳子に惹かれているという事を廉は実感した。



廉は自分の部屋に戻って梨佳子の携帯に電話をした。


♪～♪～


「おかけになった・・・・」


「ッチ（－＿－♯）」


舌打ちをして顔を歪めた。


「あ～～～～～＝３昨日トイレに落としてた！！！」


夜中に暗い中トイレに行った時に梨佳子は携帯電話をトイレで水没させていた。



廉は梨佳子と連絡が取れないままイライラしていたら、


「おはようございます」


秘書課長が出勤してきた。



「専務・・・昨日あのまま会社に泊まられたんですか？」


課長は昨日と同じネクタイをしている廉を見て言った。