いつも恋して・・・

「今日は本当にスミマセンでしたm(_ _)m」


「仕事はうまく片付けれたの？」


橋本は怒るどころか、逆に気遣ってくれた。


「ありがとうございます・・・何とか片付ける事ができました。」


今までであった男性とは全く違うタイプで、人をホッとさせてくれる感じの癒し系。


「明日時間ありますか？」


「特に残業になる予定はないです。」


「じゃ～今日の埋め合わせに食事でもどう？！」


「ハイ（＾０＾）/今日のお詫びに私にご馳走させてください！！」


梨佳子はお見合いに気乗りしなかったのに、橋本の人柄の良さに


「お付き合いしてもいいかな・・・」


少し心を動かされ始めていた。




次の日・・・・


梨佳子の退社時間に橋本は会社の前まで迎えに来てくれていた。



「昨日は本当にスミマセンでしたm(_ _)m」


「話は後で～お腹すいたから早く行こう！」


『この人は気を遣わせない人だな・・・・』


橋本と一緒の時は時間がマッタリとすぎていく・・・


どちらかの知っているお店に行って食事をして家まで送ってもらう・・・


週に1.2度のペースで食事をしたりデートをしたり・・・


「このまま何となく結婚に発展していくのかな～一緒にいて和む人だから結婚してもうまくやっていけるのかも・・・」


数回の食事やデートを重ねて梨佳子の頭の中には結婚という2文字が少しリアルになってきた。