トントン”
「失礼します。」
「大変ご迷惑をお掛けしましたm(_ _)m」
廉は黙って書類を受け取って目を通し始めた。
少し経って・・・
「休みなのに悪かったね。」
資料に目をやったまま無愛想に言った。
梨佳子が部屋を出ようとしたら、
急に何かを思い立ったかのようにいきなり立って、
「お見合いはどうだったの?!」
急に普通な口調で聞かれて、どう答えていいのか分からず、
「途中で抜けて来たので分かりません(-_-;)」
とだけ答えたら、
「・・・そう。」
廉は顔も見ずに愛想なく返事をしただけで用事を始めたので、
「失礼します。m(_ _)m」
梨佳子は挨拶をして部屋を出た。
廉に何を言われるかと内心ドキドキしていた自分が・・・
『馬鹿だ・・・』
恥ずかしくなって急ぎ足でその場を立ち去った。
仕事が終わってスグに実家に電話をしたら、途中で抜けて帰った事をこっぴどく母親に怒られた。
『耳が・・・』
梨佳子は受話器を少し話しながら母親の長い説教を聞いていた。
ただ、ひとおおり怒った後・・・
「橋本さんが、お付き合いしたいそうよ♪」
そこから先の母のテンションは、怒ってはいるものの分りやすいほどハッキリと声が喜んでいた。(-0-)=3
家に戻って、今日のお詫びの電話をしようと母から聞いた橋本の携帯に電話をした。
「失礼します。」
「大変ご迷惑をお掛けしましたm(_ _)m」
廉は黙って書類を受け取って目を通し始めた。
少し経って・・・
「休みなのに悪かったね。」
資料に目をやったまま無愛想に言った。
梨佳子が部屋を出ようとしたら、
急に何かを思い立ったかのようにいきなり立って、
「お見合いはどうだったの?!」
急に普通な口調で聞かれて、どう答えていいのか分からず、
「途中で抜けて来たので分かりません(-_-;)」
とだけ答えたら、
「・・・そう。」
廉は顔も見ずに愛想なく返事をしただけで用事を始めたので、
「失礼します。m(_ _)m」
梨佳子は挨拶をして部屋を出た。
廉に何を言われるかと内心ドキドキしていた自分が・・・
『馬鹿だ・・・』
恥ずかしくなって急ぎ足でその場を立ち去った。
仕事が終わってスグに実家に電話をしたら、途中で抜けて帰った事をこっぴどく母親に怒られた。
『耳が・・・』
梨佳子は受話器を少し話しながら母親の長い説教を聞いていた。
ただ、ひとおおり怒った後・・・
「橋本さんが、お付き合いしたいそうよ♪」
そこから先の母のテンションは、怒ってはいるものの分りやすいほどハッキリと声が喜んでいた。(-0-)=3
家に戻って、今日のお詫びの電話をしようと母から聞いた橋本の携帯に電話をした。

