♪~♪~
廉から電話がかかってきた。
「ちょっと来て=3」
あからさまに不機嫌な声。
トントン゛
「失礼しま…」
「俺には休みの報告はしなくていいのか!!」
書類をデスクに叩きつけながら大きな声で言った。
「…申し訳ございません、後ほどご報告に伺おうと思ってました。」
と言って梨佳子は黙った。
廉は何も言わないまま腕を組んで背中を向けている。
「明日は大田が代わりに業務を致しますので…」
トントン゛
「失礼します」
大田だった。
「…では、失礼します。」
梨佳子は大田と入れ替わりに部屋を出た。
梨佳子は明日のお見合いの準備の為、退社時間ちょうどに会社を出て実家に向かった。
「もっと早くに休むって言わないといけない!?」
…って言われても(-.-;)
昨日の今日だから…
業務に支障はないのに…(´A`)
梨佳子は電車の窓に映る自分の姿を見ながら、
「お見合いって事は知られたくなかったなぁ(-д-;)」
小さい声で呟いた。
梨佳子は社長室で睨んでいた廉の表情が頭から離れなかった。
梨佳子は実家について、一息つく暇もなく母親はお見合い相手の事をあれこれ説明し始めている。
お見合いする相手の事を何も知らないまま返事をしてしまったので、前日なのに写真とも初のご対面だった。
「どう?素敵な方でしょ~o(^-^)o」
母親は自分がお見合いでもするかのようなテンションで梨佳子にまくし立てて喋り続いた。
感想は…
「いい人そう…。」
梨佳子にとっては、それ以上の感想はなかった。
容姿がよくて、背が高くて、一流企業かぁ~
こんな人が何で、お見合いなんてするんだろう…(?_?)
梨佳子が、写真を見ながら色々考えている間中、母親は明日の見合いデビューについて喋り続けていた。
梨佳子と母親のお見合いに対する気持ちには、かなりの温度差があった。
廉から電話がかかってきた。
「ちょっと来て=3」
あからさまに不機嫌な声。
トントン゛
「失礼しま…」
「俺には休みの報告はしなくていいのか!!」
書類をデスクに叩きつけながら大きな声で言った。
「…申し訳ございません、後ほどご報告に伺おうと思ってました。」
と言って梨佳子は黙った。
廉は何も言わないまま腕を組んで背中を向けている。
「明日は大田が代わりに業務を致しますので…」
トントン゛
「失礼します」
大田だった。
「…では、失礼します。」
梨佳子は大田と入れ替わりに部屋を出た。
梨佳子は明日のお見合いの準備の為、退社時間ちょうどに会社を出て実家に向かった。
「もっと早くに休むって言わないといけない!?」
…って言われても(-.-;)
昨日の今日だから…
業務に支障はないのに…(´A`)
梨佳子は電車の窓に映る自分の姿を見ながら、
「お見合いって事は知られたくなかったなぁ(-д-;)」
小さい声で呟いた。
梨佳子は社長室で睨んでいた廉の表情が頭から離れなかった。
梨佳子は実家について、一息つく暇もなく母親はお見合い相手の事をあれこれ説明し始めている。
お見合いする相手の事を何も知らないまま返事をしてしまったので、前日なのに写真とも初のご対面だった。
「どう?素敵な方でしょ~o(^-^)o」
母親は自分がお見合いでもするかのようなテンションで梨佳子にまくし立てて喋り続いた。
感想は…
「いい人そう…。」
梨佳子にとっては、それ以上の感想はなかった。
容姿がよくて、背が高くて、一流企業かぁ~
こんな人が何で、お見合いなんてするんだろう…(?_?)
梨佳子が、写真を見ながら色々考えている間中、母親は明日の見合いデビューについて喋り続けていた。
梨佳子と母親のお見合いに対する気持ちには、かなりの温度差があった。

