ただ・・・梨佳子が決めた事なのに・・・自分が壊してしまっては(-Дー;)
と智美は胸が張り裂けそうな気持ちながら、親友の決めた事を尊重しようと心に納めた。
智美は梨佳子の旅立ちに別れを惜しんで夜遅くまで話し続けた。
「じゃ・・・元気でね!必ず連絡入れるんだよ(`0´)!」
「鍵・・・ヨロシクネ。」
智美は自分の前に2度と現れないのでは・・・
不安になって、何度も念押しをして梨佳子と別れた。
『専務のバカ・・・(TOT;)もっと梨佳子を見てやってくれてれば・・・』
梨佳子は秘書の用意してくれたホテルに向かった。
ホテルの部屋には留学するには少なすぎる荷物が1つ部屋に置いてあった。
梨佳子のバッグの中には北京行きのチケットではなくイギリス行きのチケットが1枚・・・
就任式当日、梨佳子は招待客席に座った。
廉からは少し離れている・・・
4日ぶりに見る廉の顔、
トップの人間になるふさわしく頼もしい横顔に見えた。
廉の前には絶え間なく人が挨拶に来ている。
前の廉には考えられない光景。
椅子から立ち上がって嫌な顔1つせず、1人1人と丁寧に挨拶を交わす。
梨佳子は最後に見る姿を目にも頭にも焼き付けるように廉を見つめた。
「廉さん・・・今日は本当に格好いいよ~(^-^)」
梨佳子は離れた所から小さな声でつぶやいた。
来る人来る人挨拶の列は途切れる事無く続く・・・
挨拶を交わす廉のスマートな行動が、トップになるんだ・・・と納得させられる。
納得すればするほど、自分とは違う世界の人だと思い知らされる・・・
今まで一緒にいたことが全部夢だったかと思うくらいに距離を感じた。
『離れる決断は決して間違ってなかった・・・』
と梨佳子は胸をなでおろし、優雅な廉の姿に小さく微笑んだ。
と智美は胸が張り裂けそうな気持ちながら、親友の決めた事を尊重しようと心に納めた。
智美は梨佳子の旅立ちに別れを惜しんで夜遅くまで話し続けた。
「じゃ・・・元気でね!必ず連絡入れるんだよ(`0´)!」
「鍵・・・ヨロシクネ。」
智美は自分の前に2度と現れないのでは・・・
不安になって、何度も念押しをして梨佳子と別れた。
『専務のバカ・・・(TOT;)もっと梨佳子を見てやってくれてれば・・・』
梨佳子は秘書の用意してくれたホテルに向かった。
ホテルの部屋には留学するには少なすぎる荷物が1つ部屋に置いてあった。
梨佳子のバッグの中には北京行きのチケットではなくイギリス行きのチケットが1枚・・・
就任式当日、梨佳子は招待客席に座った。
廉からは少し離れている・・・
4日ぶりに見る廉の顔、
トップの人間になるふさわしく頼もしい横顔に見えた。
廉の前には絶え間なく人が挨拶に来ている。
前の廉には考えられない光景。
椅子から立ち上がって嫌な顔1つせず、1人1人と丁寧に挨拶を交わす。
梨佳子は最後に見る姿を目にも頭にも焼き付けるように廉を見つめた。
「廉さん・・・今日は本当に格好いいよ~(^-^)」
梨佳子は離れた所から小さな声でつぶやいた。
来る人来る人挨拶の列は途切れる事無く続く・・・
挨拶を交わす廉のスマートな行動が、トップになるんだ・・・と納得させられる。
納得すればするほど、自分とは違う世界の人だと思い知らされる・・・
今まで一緒にいたことが全部夢だったかと思うくらいに距離を感じた。
『離れる決断は決して間違ってなかった・・・』
と梨佳子は胸をなでおろし、優雅な廉の姿に小さく微笑んだ。

