「うん・・・もう終わった。」
「私が家を出るために社長が廉さんを九州に行かせたの・・・。」
「・・・。」
「ゴメン・・・智美に嫌な役させて・・・」
「ううん、決めたんなら・・・私から渡しておく。」
「でも、専務はどうするんだろ・・・」
梨佳子も自分自身よりも廉の事が心配だった。
「海外って何処に行くの?」
「一応中国って事になってる・・・」
「なってるってどういう事?!」
「社長が留学先を用意してくれたんだけど、キャンセルして違う所に行くつもり・・・」
「まだ決めてないんだけどね・・・(-_-;)」
「今断った所で聞き入れてもらえる相手ではないから・・・」
「そうだね・・・」
「アンタが決めたんなら応援するよ!!」
「とにかく行き先が決まったらスグに連絡ちょうだいね!約束よ!私も絶対に口は割らないから!」
「うん、分かってる。決まったら必ず連絡する(^-^)」
「今日はどうすんの?」
「式の日まで、ホテル取ってもらってるから・・・」
「就任式が最後か・・・(´Д`;)」
「うん・・・」
親友の一大決心を聞いてしまった智美と、それを実行に移そうとしている梨佳子はこれからの事態に深くため息を付いた。
『愛しているから別れるなんて、格好よすぎ・・・』
智美は今スグにでも専務に連絡を取って、親友の決心を告白してしまいたい!!
「アナタの知らない所で、あなたの大切な人がいなくなろうとしている・・・」
『今伝えたらどうなるんだろう・・・』
目の前の寂しい横顔で笑ってる梨佳子を見たら智美自信が胸を締め付けられる思いだった。
「私が家を出るために社長が廉さんを九州に行かせたの・・・。」
「・・・。」
「ゴメン・・・智美に嫌な役させて・・・」
「ううん、決めたんなら・・・私から渡しておく。」
「でも、専務はどうするんだろ・・・」
梨佳子も自分自身よりも廉の事が心配だった。
「海外って何処に行くの?」
「一応中国って事になってる・・・」
「なってるってどういう事?!」
「社長が留学先を用意してくれたんだけど、キャンセルして違う所に行くつもり・・・」
「まだ決めてないんだけどね・・・(-_-;)」
「今断った所で聞き入れてもらえる相手ではないから・・・」
「そうだね・・・」
「アンタが決めたんなら応援するよ!!」
「とにかく行き先が決まったらスグに連絡ちょうだいね!約束よ!私も絶対に口は割らないから!」
「うん、分かってる。決まったら必ず連絡する(^-^)」
「今日はどうすんの?」
「式の日まで、ホテル取ってもらってるから・・・」
「就任式が最後か・・・(´Д`;)」
「うん・・・」
親友の一大決心を聞いてしまった智美と、それを実行に移そうとしている梨佳子はこれからの事態に深くため息を付いた。
『愛しているから別れるなんて、格好よすぎ・・・』
智美は今スグにでも専務に連絡を取って、親友の決心を告白してしまいたい!!
「アナタの知らない所で、あなたの大切な人がいなくなろうとしている・・・」
『今伝えたらどうなるんだろう・・・』
目の前の寂しい横顔で笑ってる梨佳子を見たら智美自信が胸を締め付けられる思いだった。

