「でもアナタ・・・彼は梨佳子さんの事を秘書と言ったわ(-0-#)!!」


夫人は梨佳子を本気で気に入っていた。


「・・・・。」


「フィアンセです!!」


廉は突然3人を目の前にして言った。


「えっ?!・・・( ̄0 ̄;)))」


その一言に一番驚いたのは梨佳子だった。


「ハハハッぁ~(^-^)あきらめなさい!!」


スミスはもう一度大きな声で笑って言った。


そこから先、何を食べたのかどれくらい食べたのか梨佳子も廉も覚えていない・・・


店を出る時、


「目の澄んだ素敵な女性だね(^-^)」


スミスは小さな声で言いながら廉の肩をポン=3と叩いた。


「恐れ入りますm(_ _)m」


スミス夫妻を見送った後2人は呆然としながら顔を見合わせて小さく笑った。



車に乗ってから梨佳子は・・・


「ドキドキしましたね~(-0-;)」


「お前あんなこと言われて笑ってるなよ!!」


「俺が言わなかったらスミス夫人は本気で梨佳子を自分の息子のお嫁さんっとか言ってたじゃないかぁ(`へ´#)」


「あんなの冗談に決まってるじゃないですか~~(>0<;)」


「夫人のリップサービスですよ~!」


「・・・・お前って本当に仕事以外は疎いよな・・・(-_-+)」


「????」


「完全に本気だっただろ!!」


ホテルの前に到着して車を降りる時、廉はプリプリ怒りながら先に歩いた。


後ろから歩いて着いて行く梨佳子に、


「早く来いよ!!」