いつも恋して・・・

梨佳子は疲れた廉を包み込むように抱きしめた。


「お迎えの時間までもう少し休みますか?」


「一緒に・・・?」


廉は急にふざけて梨佳子に回した腕に力を込めた=3


「はははっ・・・仕事に行きたくなくなるから、もう行くよ!!」


「顔を見に来ただけだから・・・」・・・Chu!


それから廉はスグに仕事に向かった=3



廉は社長就任式の予定もあって急きょ3日後からNYに行かないといけなくなった。



♪~♪~

「すまないが、NYのチケット2枚用意してくれ!」


「山内さんでしょうか?」


「そう。」


「かしこまりました。」



♪~♪~

(田畑 廉)


「もしもし?どうしたんですか?」


「NYに3日後から行く事になったから・・・」


「そうですか・・・今度は何日の予定ですか?」


「10日間・・・一緒に行くから用意しとけよ~(^-^)/」


「・・・( ̄□ ̄;)!!えっ~~~~仕事で行くんですよね?!ダメですよ~邪魔になりますから行きません(>×<)」


「(¬_¬;)離れてる方がよっぽど気になって仕事の邪魔だから=3」


「とにかく用意しとけよ!!」


「あの・・・」


廉は用件だけ言って電話を切った。


『もう・・・(-0-;)多分言い出したら聞かないよな・・・』


とは言いつつ・・・


梨佳子は何度もNYに行っていてもすべてが仕事だったので、少し嬉しかった。