いつも恋して・・・

「えっ?!ハイッ!!」


『まだ6:00なのに・・・』


梨佳子は玄関のドアを開けて待った。


エレベーターで上がって来た廉は疲れた様子・・・


「おはようございます・・・こんな朝早くにどうしたんですか?」


(¬Д¬;)・・・


「どうしたんですか?!」


廉は少し睨んで部屋に入った。


「・・・・。」


「昨日待ってたんだよね?!」


「ゴメン・・・だけど何で秘書に電話しないの?」


「どうしても急用で電話できない時だってあるの分かるでしょ!!」


「・・・急用ができたんだろうな~と思って連絡をしなかったんです」


「・・・じゃー何で3時間も待つの?!」


「そんなに待たなくてもよかったのに・・・」


「あ・・・ハイ。」


「3時間も何してたの?」


梨佳子はこの間の橋本の電話ですら廉の機嫌をそこねたので、まさか偶然とはいえ会ったとは言わずに、


「ウインドウショッピングとか、お茶したりだとか・・・」


「そう・・・本当にゴメン(-人ー;)」


「気にしないでください~」


「話があったんだ=3朝からヘビーだからやめとく・・・( ̄Д ̄;)」


「・・・・・?」


「何か食べますか?」


「いやっいい。」


「こっちに来て・・・」


廉は座ったまま梨佳子の腰に腕を回す。