いつも恋して・・・

「まだ終わってないのか・・・(ーДー;)」


梨佳子は会社の近くにあまりいたくなかったので、少し外れた所まで歩いた。



「梨佳子さん!!」


「えっ~~~~!!」


誰にも会いたくなかったのに、背後から自分の名前を呼ぶ声が聞こえる(>0<;)


振り返ったら・・・


橋本の姿が・・・


「梨佳子さん=3あれから一度も連絡はくれないし、携帯の番号は変わってるし~どうしてたの?!」


「あっハイッ、お久しぶりです・・・」


何を話していいのか戸惑った。


「今からじかんある?食事しよーよ(^-^)/」


橋本は結婚を断った人だという事を忘れたのか・・・と思わせるほど普通に接してくる。


「あの・・・今日は友達との約束があって・・・スミマセン(-人ー;)」


「じゃー友達が来るまでお茶でもしよ~(^0^)/」


「・・・・。」


梨佳子は橋本に誘われて断ることもできず、近くのオープンカフェに入った。



「何時に待ち合わせ?」


「終わったら連絡が入る事になってるんです。」


「そう・・・じゃそれまでは一緒にいれるんだね!」


「・・・・。」


「連絡したのに・・・携帯変わってて寂しかったよ(;_:)」


「携帯電話を落としてしまって・・・」


梨佳子はとっさに橋本をこれ以上傷つけるのは・・・と嘘のフォローを入れた。


「・・・そう。」


「もう会えないし話もできないのかと思ってたよ・・・まあ付き合いを断った簿記に会う理由はないだろうけど(´A`)」


「あっ、気にしないで~嫌味とかじゃないんだ~梨佳子さんを追いかけるつもりとか・・・そういうんじゃなくて、ただ元気なのかなって気になってただけなんだ。」