いつも恋して・・・

「ふ～ん、雰囲気のいい店だね～」




廉は店の中を見渡して気に入った様子だった。




「山内さんのオススメを適当に頼んで（＾０＾）」




廉は会社でいる時とは全く違う態度で、梨佳子が注文している横からワインを注文したり




何故かハイテンションで、口数も多かった。




料理とワインがテーブルに並んだところで




「乾杯しよ～♪」




廉は梨佳子にグラスを差し出した。




♪～乾杯～♪



ワインを一口飲んで




「いつもありがとう～帰国してから迷惑かけっぱなしだね・・・山内さんには本当に感謝



してるんだよ！これからも宜しくお願いしますm(_ _)m」




冗談ぽくではあったが梨佳子は初めて廉に礼を言われたた。




いつものおうへいな態度とは全く違うので少し戸惑ったが、梨佳子はいつもと全く態度を



変えず砕けることなく会話をした。



廉は初めて2人で食事をするのに全く気を遣わせない女性の扱いに慣れてるんだな～と梨



佳子は感心した。